ストックフォトイラストを描くのにおすすめしたいクリスタブラシ
ストックフォトイラストを描くブラシに求めること
ストックフォトライフの中で、作業効率・売り上げ共に効果のあった改革と
いえばやっぱりCLIP STUDIO PAINT PROの導入でした。
まず、なんてったってお絵描きソフトですから。いきなりブラシが即戦力。
鉛筆、マーカー、水彩、油彩、ペンなどの画材別だけでなく、
ペンだけでもGペン、丸ペン、カブラペン、カリグラフィ、ざらつき、効果線‥
といっぱいあります。
そんな沢山あるブラシの中で私が意識してることは
1扱いやすい(短時間で描ける)
2アナログの雰囲気が出しやすい
3ライブトレース時につぶれたり消えたりしない
の三点。
ということで、今回はストックフォトイラストを
描くのにおすすめクリスタブラシの紹介です。
Gペンがわからない問題からのおすすめペン
漫画に特化してるから当然なんだけど、普段漫画慣れしてない私にとって、
「Gペンとは一体。。。カブラペンとは。。。」といった感じではじめは戸惑いました。
デフォルトブラシ
●Gペン
扱いやすさ★★★★☆ アナログ感★★★☆☆ おすすめ度★★★☆☆
入り抜きがしっかり表現されてて強弱がつけられるので、色っぽい線が描ける。
ニュアンスで色々とごまかせる気になる便利なペン。
●丸ペン
扱いやすさ★★☆☆☆ アナログ感★★★☆☆ おすすめ度★★☆☆☆
強弱強め。より細〜い線が描ける。
個人的にびよんびよん伸びるので調整しないと使い辛い。
ライブトレースをかける際には気をつけないととんじゃいそうな気がする。
繊細なイラストや細かい描き込みには良いかも。
●カブラペン
扱いやすさ★★☆☆☆ アナログ感★★★☆☆ おすすめ度★★☆☆☆
強弱はなし。ミリペンで描いたような、入り抜きがまるいぺたっとした雰囲気の
線が描ける。個人的に好きな質感だけど強弱がつかない分、手のぷるぷるが
ダイレクトに出ちゃうので描くときにちょっと時間がかかるペン。
●ざらつきペン
扱いやすさ★★★★☆ アナログ感★★★★☆ おすすめ度★★★★★
入り抜きがもうちょっと伸びるといいなって思うけど、程よいニュアンスのある線が
描けるので一番お気に入りのペン。私がストックフォトで使ってるのはこれ。
CLIP STUDIO ASSETS
ユーザーがブラシやトーンの素材を出品&ダウンロードできるサービス。
もともと素材があるのは知ってたけど、特に気にしてなかったと言うか。
漫画素材が多いのだろうという思い込みから、あんまり興味を
持っていなかったけど、同じような人がいたら絶対もったいない。
ハイレベルな素材多し。CLIP STUDIO ASSETS
◆クリップスタジオ素材 しげペン改
扱いやすさ★★★★☆ アナログ感★★★★☆ おすすめ度★★★★★
ニュアンスがありつつ伸びが良いペン。
ざらつきとGペンの良いところどりのような使いやすさのあるペン。
みんな知ってる定番のペン。最近のお気に入り。
◆クリップスタジオ しげペン改 がさがさ
扱いやすさ★★★★☆ アナログ感★★★★★ おすすめ度★★★★★
もっとガサガサ感が出せるペン。良い。
◆クリップスタジオ素材 にじみペン
扱いやすさ★★★☆☆ アナログ感★★★★★ おすすめ度★★★☆☆
にじんだような線が描けるペン。
フォトショでこんな感じを表現したくてずいぶん苦労したのにってペン。塗りに使うのも
良いけどイラレでトレースするとほどよくアナログ感が出るのでおすすめ。
ライブトレースしてベクター化
こちらは上記イラストをイラレでライブトレースしたもの。
ストックフォトで売るなら絶対ベクター派ですから。必須。
クリップスタジオをjpg保存→イラレに貼付け→トレースオプション(しきい値225)
でベクター化して使います。調整具合でパスも変わってくるのでこちらも
色々試してみると良いと思います。
まとめ
私はデフォルト=ざらつき、素材=しげペン推し。
一覧ではそんなに変わらないような気もしますが、
実際描いてみるとそれぞれに個性があって、
ペンの走り心地だったり、気持ちのよい入り抜きだったりと
自分なりのお気に入りが出て来ます。
さらに、上記ペンは全て初期設定のままなので、
もっと細かい好みでカスタマイズも出来ます。
ぜひ自分好みのブラシを探してよりよいストックフォトライフを