ストックフォトで売れない!
ストックフォトでイラストを売るようになり、時間をかけて審査&登録したにもかかわらず
中途半端にしか売れない。or 全く売れない。
そんな経験ありませんか?
ストックフォト歴5年にして気づいたことを私なりにまとめてみました。
登録枚数を増やす
例えばPIXTAのtopページには
素材点数:20,985,293点
クリエイター数:212,989人 なんて書いてあります。(2016.12現在)
すごいですよね。20万人もいるんです。クリエイターが。
渋谷区の法定人口が204,753人だそうなので、
渋谷区みんなストックフォトクリエイターみたいなもんでそのなかで
一人歩いていても、埋もれるに決まってるじゃないですか。
自分がウォーリーだったとしても20万人もいたら見つけてもらえる自信
ありません。
ストックフォトはよっぽど個性があって神ってるイラスト以外、少数精鋭では太刀打ちできないです。
人海戦術なくしてストックフォトを制することはできないと言ってもいいくらいと思ってます。
売れ始めるラインは100枚からなんて噂もありますが、
素材に至っては2000万もある海の中で見つけてもらうわけですから、
考える前にとにかく増やす!まずはどんどん枚数をアップ露出を増やす事を
1番に考えましょう。
バリエーションを増やす
ストックフォトを始めた頃、枚数を稼ぐ為にとにかく描きやすいものや
描きたいものばかり増やしていたのですが、
テイスト、シチュエーションと四方八方に広げるよりも
自分のパターンに従ってちまちまとバリエーションを増やしたほうが
効果があると気づきました。
例えば人物のイラストを一点描いたなら
ぜひ
○性別(男性、女性)
○年代(高齢者、中年、大人、学生、こども、赤ちゃん)
○表情(ポジティブ、ネガティブ)
○レイアウト(全身、半身、パーツ、単身、複数)や関係性、
○テイスト
などなど思いつく限りの幅を増やすことが大事です。
上記だけでも1点のイラストが20~30パターン以上になるので、
それだけ「次どうしようかな」と悩む必要がなくなるだけでなく、
クライアント側からしても使い勝手が上がるし、さらにはセットで売れるように
なるので売り上げに直に効果アリ。いいことだらけです。
独占契約しない
大体どのサイトも独占契約枠があります。
先に紹介したPIXTAでは
専属クリエイターになることで一般よりも高いコミッションでの販売の
他に、優先的な審査や制作に役立つ情報を受けれるなどの様々なサポートがあります。
と、こう書いてても魅力的だなと思う専属ですが、
私がしないのは海外のサイトと日本のサイトの客層が違うように
各サイト毎に出会えるクライアントが違うように思うからです。
実際デザイン会社に勤めていたときも、
登録や支払いの関係で使うストックフォトサイトは大体決まっていました。
また、同じイラストを販売しても各サイトで売れ筋も変わるので、
次に描くイラストの傾向も考えやすくなるからです。
会社によっては「独占販売」という作品ごとに専属にするかフリーにするか
決められるところもあるので、ぜひそちらも参考にしつつ契約はフリー
というのをおすすめします。
ストックフォトでイラストを売るメリット
ストックフォトのメリットとはなんといっても
カフェで休憩しているその時にも、
子育てや家事で振り回されているその時にも、
受注案件イラストを描いているその時にも、
自分が描いたイラスト一枚一枚が売り上げを作ってくれ、
時には新しい仕事や出会いを運んで来てくれることだと思います。
ある程度の軌道にのりさえすれば、安定した収入になるので、
きっと豊かなイラスト生活を支えてくれる一つの柱になることと思います。
イラストが好きだからこそイラストを続けたいと思うからこそ
まずは1日1枚でもはじめてみるのもいいと思います。