えーっとずいぶんと前の話になるのですが、2017年10月末、ストックフォト会社のピクスタさんのミートアップに行って来たお話です。
ピクスタとは
プロ・アマチュア問わず自ら制作した写真・イラスト・動画・音楽をインターネット上で売買できる「PIXTA」を運営している国内大手のマイクロフォトストック会社。ストックフォトサイトでイラスト販売を考えるならまず候補にあがる会社じゃないでしょうか。
参加したきっかけ
セミナーやイベントは知ってるけど「ミートアップ」という言葉がよくわからず気になったのがきっかけです。
それに、たまたま開催が平日の夜だったんです。育児中で平日夜ってそれなりの理由がないと出られないじゃないですか!ちょうどストックフォトの売り上げが下がってきたところだったので、「しめしめ‥うまい事言って外に出るチャンスだぞ」くらいの軽い気持ちで参加しました。
ミートアップとは
もともとは2001年に創業された「ミートアップ社」が生み出した造語だそうです。wikiによると共通の地域や興味に関するコミュニティを簡単に作って運営することを可能にするプラットフォームサービス。
今回はそのサービス外でのお話なので、ストックイラストというテーマを持った人同士の交流会みたいな位置づけなのかなと感じました。
タイムスケジュール
- 自己紹介
- 最近の販売傾向 売れ筋の紹介
- 質疑応答
- 懇親会
って感じだったように思います。
この日の参加人数は10人くらいで、男女年齢ともにバラバラでした。自己紹介をしつつ参加者の方々のポートフォリオページを見せてもらったのですが、ランキングで目にしたり、snsで交流のあるクリエイターさん以外のポートフォリオを見ることって普段ないのでおもしろくて新鮮でした。
他にもイラストのテイストやカラーに関するトレンド、ニーズについて詳しく教えてもらったので、自分の立ち位置の再確認というか、「帰ったらなんか描こう」という気持ちになりました。
感想
オフ会ともセミナーともイベントとも違うミートアップ。今回参加して特に良かったと感じたのはピクスタさんという「中の人」と「クリエイターさん」双方向からの話が聞けたことでした。
参加したきっかけは割と気軽な感じでしたが、その頃の私のストックフォトの売り上げは前年度を割る急降下中で「やばいな」と思いつつ何をしたら良いかわからない状態。
イラストの受注案件に家事育児。幼稚園の送迎に宿題チェック!習い事!PTA!!年々忙しくなってる気さえするライフスタイルにストックイラストを組み込むって「ちょっとこれ以上は無理だし、向いてないかもしれない」って思っていました。それがミートアップ後には「まだできることがあるかも」に変わったんですからすごいですよね。
「これさえ描けば絶対売れる」なんて必殺技のような話があったわけじゃありません。それでもミートアップというリアルな場に参加することによって自分の考えが整理できたし、他のクリエイターさんの作品を身近で見て意見をもらい刺激になりました。
ピクスタさんで言うとミートアップ前の去年5月の売り上げ25,000円に対して、今年5月は100,000円超えたので時間&費用対効果を考えても良かったなあと。
— マツ (@matsuillust5) 2018年6月19日
それから7ヶ月たった2018年5月。ストックリベンジの思いとともに売り上げもV字回復しました。良かった〜。
トライ&エラーを繰り返しつつではありますが、売り上げがあがるとイラスト描くのもよりたのしくなるし、その後もtwitterなどでつづく関係が心のささえになったりして、つくづく参加して良かったなあと感じました。
まとめ
初めてのミートアップ、私のストックフォトライフの転機になったとさえ言える時間になりました。
その性質上、場所や時間にしばりはありますが、モチベーションがいまいちあがらない人や何描いたらいいか迷ってる人、売り上げに悩んでる人。うまく都合がつくなら参加してみてるのもおもしろいと思います。
もしかして何かが変わるきっかけになるかもしれませんよ!そうそう、参加する際には名刺をお忘れなく〜。